2011/08/05

「エッセンシャル・キリング」

セリフなしで雪山を逃げまくるという予備知識だけで見てきた。
渋谷のイメージフォーラム、遥か昔に来たことがあるような記憶。
こじんまりと落ちついた清潔感のある空間。
調べたら2000年に出来たのか。じゃぁ初めてだな。

予告で早くも寝てしまい不安がよぎるが、本編始まってからはパッチリ。


アフガニスタンで米兵を殺し捕えられたムハンマド。
拷問を受けたあと護送車で移動中に車が事故にあい、その隙に逃げだす。
もうこのあたりからセリフがない。

雪で真っ白な森の中を米兵に追われ逃げるムハンマド。
途中で人を殺し、車や服を手に入れる。逃げる為に躊躇なく(お告げで?)人を殺す。
子供に母乳をやっている女を脅して母乳を飲んだり、蟻や木の皮を食べたりサバイバル。
シリアスで残忍なんだだけど、なんだろう。怯えつつも「ここって笑うとこ?笑っていいの?」と思ってしまうシーンも。極限状態で行動が普通じゃなくなってしまうのが恐ろし過ぎて笑ってしまうみたいな。


これにどうやってオチをつけるんだろう…と思ってたが、んーーーここで終わりかぁー!と。終わった瞬間は「何なんだ。この映画は。何がいいたいんだ。」と思ったんだんだけど、あとからジワジワじわじわ来た。

雪の白さと赤い血の対比、広大な自然の美しさとムハンマドの罪深さ、セリフがなくても伝わってくる演技力。


ベネチア国際映画祭で審査員特別賞と主演男優賞を取っている。
うん。そうか。



エッセンシャル・キリング 公式サイト
http://www.eiganokuni.com/EK/

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