2008/09/27

「わが教え子、ヒトラー」

事前知識なしで、タイトルだけに惹かれて見に行ったが、シリアスな話しかと思いきや、こんなに笑っていいのか…と戸惑うほど随所にユーモアが仕込まれた映画だった。


--1944年12月、劣勢に陥っていたドイツ。ヒトラーは以前のような力強さはなく、心身を病んで衰弱している。市民の士気を高める為に新年にスピーチを行う事になり、収容所からユダヤ人俳優のグリュンバウムが総統官邸に呼び寄せられるが…。


史実を元に作られた作品との事だが、ヒトラーに発声指導していたボイストレーナーは実在するという。その話しを元に作られたそうだが、まずユダヤ人にスピーチの訓練をしてもらうという時点でいいのか??と。
軍人たちも真面目なのかふざけてるのか、こっけいな動きに笑わずにはいられない。
ヒトラーがスピーチの為のトレーニングを行う前に、軍服からジャージに着替えるのだけれど、これが黄色のジャージで可愛らしい。

ヒトラーが次第に自信に満ちた顔つきになり、声に張りが出てくるにつれて、内面もさらけ出されて来る。幼い頃のトラウマがあったり、急に泣き出したり、寂しがったり。


ここまで来るとコメディー映画。
しかし、根底にある”戦争”の暗い部分が最後の最後で現れる。
笑いの中にひんやりとした戦慄。良くも悪くも考えさせられる映画だった。



公式サイト:http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/

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