2006/12/18

「硫黄島からの手紙」

「硫黄島からの手紙」見て来ました。

途中で見ているのが辛く、逃げ出したくなるような映画だった。

近所の映画館は歩いて行かれるところにあるので、映画を見た帰りは、旦那と感想を話しながら家路につく。しかし、今回は口を開くと感情が溢れ出てきそうで、無言で歩いていたけれど、堪えきれずに号泣してしまった・・・。

クリント・イーストウッド監督の、日米双方からの視点で描かれた2部作映画、アメリカから見た硫黄島「父親たちの星条旗」、日本から見た硫黄島「硫黄島からの手紙」。

「父親たちの星条旗」は見る機会を逃してしまったので、後で見ようと思っているんだけど、「硫黄島からの手紙」は日本の俳優さん達が日本語で演技している事もあって、アメリカ映画と言う感じがしなかった。でも、やっぱり違うなと思ったのは、無駄がなく完璧に作られているところかな。アメリカ人から見た、へんてこりんな日本人の姿ってのも感じなかったし。

硫黄島は小笠原諸島に属する島だが、10月に同じ小笠原諸島の父島へ旅行に行ったんだけど、東京から船で約1日の船旅。硫黄島はその父島からさらに南に200km以上離れたところにある。
本土から遠く離れた小さな島。周りは見渡す限り海。そんな地に赴き、飢えや渇きと戦い、アメリカの圧倒的な戦力に怯む事なく挑んで行った彼らの事を思うも、想像を絶する世界だ。

家族やお国の為に命を投げ出す、自分の責任が全う出来なければ自害する、今の我々には考えられない行為であるが、それが見ていて辛い。日本兵にもアメリカ兵にも同じように国で待っている家族がおり、同じ人間同士でどうして争わなくてはならないのか、憎しみあわなくてはならないのか。

硫黄島で起こった事は、フィクションではない。
彼らの尊い命のうえに、今の平和な日本があるかと思うと、硫黄島で凄まじい戦いがあった事を知らなかった自分が恥ずかしい。
この映画をクリント・イーストウッド監督が撮った事で、日本やアメリカ、多くの国の人の目に触れるだろう。多くの人が戦争の愚かさについて考え、平和を望む気持ちになる事を願う。

栗林中将役の渡辺謙さんをはじめ、二宮和也クン、伊原剛志さん他、俳優さんたちもとても良かった。

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

コメント

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デポさん
コメント&トラバありがとうございます!

今までクリント・イーストウッド監督、特別好きなわけでもなかったけれど、この映画を見て素晴らしい監督さんだと、認識出来ました。賞云々や記録ではなく、記憶に残る映画だと思います。

今のところに引っ越してきてから、結構映画を見るようになりました。レイトショーで見ると¥1200ですし。
映画好きのデポさんだったら、大変ですね(笑)。

イーストウッド、さすがです。

mariさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

一握りの人間たちが引き起こす戦争という狂気は、多くの普通の人々の幸せと命を奪ってしまう。こんな悲劇は本当に二度と起こして欲しくないですね。静かな中に力強いメッセージ。たとえアカデミーに輝かなくても多くの人の心は動くと思います。

それにしても、歩いて行かれる範囲に映画館があるなんて何とも羨ましい限りです。でも、デポの家の近所に映画館が出来てしまったら毎日観に行ってすぐにお金がなくなりそうです。

naokoさん
旦那さま、硫黄島に行かれた事があるんですか!貴重な体験をされたのですね。島とうがらしは、元気に育っているんでしょうか?

小笠原諸島への旅行を計画している時に、硫黄島は一般の立ち入りが出来ない事を知りました。宿泊した父島にも戦争の跡が残る場所があり、戦跡ツアーもありましたが、観光気分で行く事が出来なかったので、参加しませんでした。でも、今思えば行っておけば良かったなぁと、ちょっと後悔しています。

今でも争いの絶えない国もあるし、日本にいても嫌なニュースが多い。普通の幸せ、平和って難しいなと考えさせられました。

あぁ、見てきたんですねぇ。
やっぱり、辛いのですね。
硫黄島、実は、夫が研修で行ったことがあるんですよ。
我が家でも育てた島とうがらしも、そこのものです。
本当に、人はどうして争わなきゃいけないのでしょうね。
普通に暮らすことができれば、
普通の幸せは手に入れられるのにね。

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