2016/10/29

10/27「Lethwei GP in Japan 2016」後楽園ホール

前から興味のあったラウェイを見に行った。

ミャンマーの国技でグローブは付けずにバンテージだけで戦う。肘打ち、頭突き、投げ、関節技が認められていて過酷なルールと言われている。メインだけオーストラリアのムエタイ選手であとはミャンマー選手。

3分5Rでインターバルが2分。「タイム」っていう休憩が取れるシステムがあったり、女人禁制なのでリングの周りをラウンドガールが回ったり、見た事のない雰囲気も面白い。

レフェリーやジャッジはもちろん、ミャンマーの楽器?を使った生演奏が試合中に鳴り響く。アナウンサーが試合中に掛け声をかけたり。試合の前後に「ヤイ」と呼ばれる舞いを選手が躍る。これがちょっと可愛い(笑)

判定がなく、KOかTKOで決着がつく。つかない場合は引き分け。勝っても負けても引き分けでも最後まで戦えばメダルが両選手に与えられる。壮絶な試合をした後のメダル授与や舞いのギャップが何だかほのぼのする。

進行も良く3時間。リングサイドはスポンサーや招待客らしい背広着たお堅い方が多かったが仕方がない。それでも満員でいい雰囲気だった。

以下、試合の感想。

<第1試合 ラウェイ甲子園 60kg契約 3分5R>
△トゥン・ルイン・モー(ミャンマー/ラウェイMTBF認定60kg級世界王者/17歳)
(時間切れ)
△ソウ・トゥー・アウン(ミャンマー/16歳)
10代の若い子がこんな形式の試合やっていいんだろうか…少年だよ。
でも彼らにしてみたら、特別な事じゃないのかもなぁ。


<第2試合 63kg~67kg契約 3分5R>
〇ソウ・トゥー・ゾウ(ミャンマー/24歳)
(2R KO) 左ボディフック
●ソウ・エ・レイ(ミャンマー/25歳)
グローブしてないので、顔面パンチよりボディの方が効かせやすいのかな。


<第3試合 67kg~69kg契約 3分5R>
△タ・ティ・タプイン(ミャンマー/20歳)
(時間切れ)
△ジェ・ジン・ピョー(ミャンマー/22歳)


<第4試合 セミファイナル 70kg~75kg契約 3分5R>
△トゥー・トゥー(ミャンマー/ラウェイMTBF認定75kg級世界王者/26歳)
(時間切れ)
△ソー・リン・ウー(ミャンマー/ラウェイMTBF認定69kg級世界王者/25歳)
両者は過去2戦2分。日本で3度目の対戦との事。少し体格差があったが5㎏以内ならOKって…結構だよ5kgって。ソー選手、後半に顔が切れて(頬?)ドクターチェックが入る。でもガンガン攻めていく。時間切れとなったが試合後は2人とも舞う。


<第5試合 メインイベント 80kg契約 3分5R>
〇トゥン・トゥン・ミン(ミャンマー/ラウェイMTBF認定80kg級世界王者/24歳)
(5R 58秒 KO)
●アデム ・フェニックスジム(オーストラリア/タイ・フェニックスジム/37歳)
ラウェイ最強、ミャンマーの英雄と呼ばれているミン選手が、オーストラリア人でムエタイのアデム選手と対戦した。ミン選手は巌流島にも出場したが、本領発揮とはならなかったようだ。ラウェイで43勝1敗11分。アデム選手もムエタイでは35勝(20KO)10敗2分。しかし37歳。大丈夫か。

1R、2人ともガンガン攻める。ミン選手がパンチで立て続けにダウンを奪う。ここでアデム陣営から「タイム」(試合中1度のみ2分間のインターバルを得ることが出来る)。面白いルールだよなぁ。再開するもミン選手の怒涛の攻撃。しかしすぐにインターバル。

アデム選手、すぐに負けるかと思いきや粘る。80㎏の選手同士が素手で殴り合うのはさすがに迫力あり過ぎ。3Rあたりからアデム選手の手数が減る。疲れ?作戦?後半はアデム選手が盛り返す。しかし、さすが最強のミン選手。5Rにフックでダウンを連続で奪い、最後の1発が強烈でアデム選手レフェリーストップ。

セミとメインはとても盛り上がった!アデム選手、ナイスファイト!

全体の感想として、アグレッシブに攻める選手が多い印象。なので、5Rで2分インターバルがあって長いように感じるが見ていて飽きない。セミとメインクラスになれば選手の個性や魅力も良く伝わってくる。選手というよりも「戦士」って感じ。

南の真ん中あたりで見ていたんだけど、もう少し近くで見てみたいな。
日本人が出場したら面白そうかな?と一瞬思ったけど、これは技術のある選手がやるから競技として成り立つんじゃないかと思った。喧嘩じゃないし、未熟な選手がやったら見てられないかも。

来年に2月に第二弾があるそう。また見に行きたい。

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