2014/07/09

「パリ、テキサス」

あまりにも知られているタイトルなので、見たつもりでいたが初めてかも…
猛烈に映画が見たくて、ヴェンダース監督の映画が見たくて録画しておいたものをやっと見た。

事情があって離れ離れになっていた夫婦、親子が再会する物語。

父親と再会したものの、よそよそしい息子が次第に心を開いていくところもグッときたし、嫁のジェーンが大変美しく、私までウットリしてしまう美人さん。夫のトラヴィスが夢中になってしまうのも分かる。トラヴィスは彼女を見つけてもすぐに名乗らず、やきもき。2人が分かれた理由も若い頃なら理解出来ないかと思うが、今だから凄く分かる。

切ないハッピーエンドだけれど、沁みた。後半は号泣。
見終わった後も、自分の今の状態もあって、涙が止まらなかった。

音楽も、青い空の色彩も、ロードムービーと言われるドライビングシーンも最高。



2014/04/08

「ことの次第」

時間が出来たので、撮りためてあったヴェンダースの映画を見た。
最初はSF?なシーンで始めるのだけれど、これはフィルムメイキングの話し。このSF映画が資金不足で継続出来なくなってしまい、スタッフや俳優さんたちが海沿いのホテルで待機状態に。まったりダラダラした雰囲気がモノクロで美しく描かれる。監督がプロデューサーに会いに行って少し話が動くんだけど、まさかのラスト。緩い雰囲気からサスペンスになってしまったが、唸らされた。

「夢の涯てまでも」が見たいんだけど、DVDにもなってないし、彼の映画特集やっても放送されないし。大好きなんだけどなぁ。


2012/08/15

「二重被爆」

広島と長崎で2度原爆の被害を受けた山口彊さんのドキュメンタリー。

山口彊さんの事は亡くなった時と、「運が悪い男」とイギリスの番組で笑いのネタにするというふざけたニュースで知った。

1度だって大変辛い体験なのに、2度も被曝し苦しんできた。
93歳で亡くなっているが高齢になってから、自らの体験を話す語り部になった。


山口さんが言っていた。
若い人たちに自分の想いを託すと。
風化しないように、戦争を核をなくす平和を願う思いを繋いでいかなくてはならない。

今日は終戦記念日。
自分に何が出来るのだろうと毎年考えながら、8月は戦争関連の映像や書物を見て学ぶ月としている。そして思いを新たにする。
2012/07/05

「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」

おとぎ話みたいなありえない話だなぁ~と途中で醒めてしまった。

1942年、父親がユダヤ系ドイツ人の為、両親とブリュッセルで隠れながら住んでいたミーシャだが両親が連行されてしまう。支援者に匿ってもらっていたが両親を探すために旅に出る。雪山を彷徨うシーンに「エッセンシャル・キリング」 を思い出した。飢えと寒さの過酷な旅。8歳の少女が乗り越えられるものではないだろ~。狼と出会い一緒に寝たり食糧を分け合うのは、あまり現実的とは思えないし。生肉齧ったりミミズ食べるのはお腹壊すよ!って突っ込み入れたくなった(笑)

最後はややハッピーエンド。ちょっとだけホロリときた。ボロを纏って歩いていた時には分からなかったけど、服を脱いで髪を剃られたらガリガリで体中傷だらけ。痛々しい。


ベストセラーの映画化だそう。「少女ミーシャの旅」。本で読んだら面白いかも。当初は実話で売っていたがねつ造だと発覚したとの事。こんな子供いないだろうね。

サブタイトルに「ホロコーストと白い狼」なんて入ってる映画はちょっと違うんじゃないか?サブタイトル入れることでどんなストーリーか想像したくなるけれど、それがかえって期待はずれになってしまった。シリアスな戦争映画だと思っちゃうよ。

主人公の女の子は可愛かった。犬や狼も可愛かった。



2011/08/14

「東京裁判」

モノクロで277分というハードルの前に、スタートボタンが押せず。一度は寝てしまい断念。
時間と気持ちの余裕が出来て、ようやく見ることが出来た。

そのタイトルの通り、東京裁判のドキュメンタリー。
裁判の様子だけではなく、太平洋戦争前後の出来事についても詳しく触れており、歴史が苦手な私にも非常に分かりやすい。日本を正当化するような内容でもなく、事実を淡々と丁寧に表現している。

太平洋戦争に関する、お金をかけた史実を元にした娯楽映画や、小難しい書物を読むのも好きだけれど、ドキュメンタリー映像はダイレクトに伝わってくる。時間が長かったけど、途中休憩を入れながら飽きることなく眠ることもなく見きった。

裁判にかけられた人物たちに興味が湧いて、小林よしのりの「いわゆるA級戦犯」を再読中。
立場によって悪者に見えたり、正義の人に見えたりするから不思議だ。惑わされる事なく、色々な角度から学び考察したい。


モノクロだったので凄惨なシーンでもまだ見ることが出来た。少々音声が聞こえずらいところがあったのが残念。


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